第十八回 Drive U 2 Dancing

2019 6/3  
 

U2が来日する。
今の所、さいたまスーパーアリーナでしか演らないみたいなので行けませんが、
超見たいです。

U2
古い友人が初期からのファンで、何がいいのか? とか、おすすめ、を10代の
中ごろに取材してCDを聞かせて貰ったがイマイチ。
正直ピンと来なかった。
10年ほど経って、妹も好きだったのでCDをあるだけ借りて聞いたが、より解
からなくなっていた。
そんな中に幾分キャッチーというか解かりやすいロックな感じのものがあったの
で  「こういうの他にないの?」
と古い友人に尋ねると、
「それはU2の中でも異色な曲やねん。」 との事。
じゃあ無理かな。と諦めました。


私がなぜ定期的にU2を聞こうとガンバっていたのかといいますと、もう買わな
くなって久しいギターマガジンを昔は現在のザキオカ氏のように綺麗に毎月買っ
ておりました。
そうしますと定期的にU2が特集され、必ずそこで彼らをこう呼ぶのです。
「ミュージシャンズ、ミュージシャン」

北摂でいうモンキーサイクル氏ですな。
バンドやソロのツワモノ達が
「モンキーさんっ! モンキーさん最高ですわ!!」
言うてね。

取り入れたり、真似は出来なくても、その姿勢や熱量、心意気は見習わざるを得
ないのでしょう。本当に素晴らしい。


U2の場合は多分ちょっと違って、特にライブでの「感じ」とか「体感」が普通
のロックライブとは違うようです。
勿論皆さん、だから、演奏や楽曲を真似してみよう、っていうんじゃ無くて、ど
うやったらワシらの演奏でお客にあの種の 「感動」 を与えられるのだろう、
と悩んではります。
で、まぁ、最後は皆さん決まって
「言うてワシらはワシらやさかい、このまんま行かせてもらいまっけどな。ゲハ
ハハハハハハ!」
で終わるのですが・・・

2012年頃でしたか、アメリカンフットボールにドハマりしまして、毎年2月
に「スーパーボウル」っていうアメリカ人全員がテレビの前に居座る日があるん
ですけど、この試合のハーフタイムに歌謡ショーが催されるんですが、これが凄
くて、凄くて。

何となくマイケルジャクソンやマドンナ、ローリングストーンズのそれをニュー
スか何かでチラっと記憶しておりますがそれほど特別なものでもなかろう、程度
に置いていました。

私が初めてフルでスーパーボウルを見た時にハーフタイムショーをオツトメにな
られたのがビヨンセ師匠でした。
普段全くテレビを見ない私は恐らく日本で一番ビヨンセを知らない人間だったと
思います。
いやーー、ド肝を抜かれました。
「誰???」
からの
「うめぇ!!」
「よう動く!!!」
「客がヤベェwww」

めっちゃ感動した私は過去のハーフタイムショーを片っ端から見まくって、U2
にハマりました。

私はやっぱりいまだにU2を音だけで聞く事は出来ません。
でも、だからこそU2は特別です。
アルバムはずっと聞いてるし、今後も聞くけどあの人の(バンドの)ライブには
二度と行かんな。ってのがチラリホラリ居る中でその逆は最高だと思います。

アダムのおっさん。
ワシがなりたかった人間の見本みたいなイカれ野郎を生で目に焼き付けたい
ぜ!!

ヘイ!アダム!! 大阪にも来とくんなはれや!!!