第六十二回 私の赤いシリーズ

2022  4/20

 

モモーイ榎本温子のネットレイディオ。  「エモエモ90s」
この度、番組の主題歌 「流星モノローグ」 が完成し、ネットでお披露目。


我々オタクのロマンチックで純情な部分 + 宇宙 + 映像がすぐ浮かぶ曲
造り + 頭10秒でグワっと掴む出だし一発の魔法。

というモモーイの真骨頂がゴリゴリに詰った新曲、 ザ・炸裂。


かっこいい歌詞。 よく出来た歌詞。 泣ける歌詞。 元気になる歌詞。
寄り添ってくれる歌詞。
良いですね、お世話になっております。

しかし、同じ生き様、感性を持ちつつ、しかも天才だった者の作った歌詞程に
は刺さりません。

ボーカルの同志榎本温子にも感謝感謝です。
アツツ曰く 「みんなの少しずつの暖かいクリエイター魂と熱い心と優しさ」
で出来ているそうだ。
原版権はアツツがホールドしているぞ!

 


三月に祖母の一周忌と納骨があり、東京からも妹と姪が来ました。
そのついでに昔オブジェとして使用していたテレキャスターがあるが要るか?
と言う話になり、何となく 要る と言ってしまった。

私史上最悪のコンディションと汚さを兼ね備えたソレは最早楽器ではなかった。
流石は元オブジェ。

みっちり一ヶ月チョイを費やしてコツコツと分解、清掃、調整をしました。

日々のメンテがしっかりしている私の所有機は当然このような事態に陥る事が
ありませんので、こんなにも手をかけたギターは後にも先にも此奴だけとなる
でしょう。
既に愛着があります。

新生赤いテレ!!  いざテンダーへ持ち込み、試験飛行!

・・・・・・・・・うーん・・・まだまだ調整不足と言う事で。


とても堅実な良い楽器だとは思いますが、色気が殆ど無いです。
十年間、楽器風置物として。その後十四年もの年月をケースの中で眠っていた
と言う事もあるでしょう。

ルックスが最高ですし、フロントにニセPAFを載んでいるのも最高です。
何年もかけて仕上げていきたい可愛さがあります。

機種や年式、性能に関係無く、その個体が独自に持つ魅力。 相性。
これはとても大事な事だと思います。

見た目ポンコツで手もかかるが、基本タフ。
本人はモタついていると感じ、歯軋りしながらゴールするとしっかりタイムは出
ている。 という不思議な相性だった赤い愛車を思い出させる赤いギター。

長い付き合いになりそうです。