第六十一回 おかえりメルボルン

2022  4/20

 

 

オーストラリアGPが三年ぶりに帰ってきた。
やはり素晴らしい!
第三戦ですが、バーレーン、サウジという世界屈指の退屈GPで開幕しました
ので、やっと目が覚めた!  ついに開幕した!  といったところです。

いやぁ、最高です。
オーストラリアGP史上最多の観戦人数という事で、本国でも待ちわびた感が
数字になって表れました。

コースレイアウトの変更がコレまた絶妙で、ちょっとした事でこんなにも大きな
効果が出せる!!  のお手本の様な変更でした。

大幅変更の新規格マシン達の 「今」 の正体も晒されて興味深かったです。


去年は濃密でドラマチックでモータースポーツの醍醐味を存分に味わえる最高の
シーズンになる筈が、最終戦のラスト一周で2021イヤー全てがドブに沈むと
いう、二度と思い出したくない、確実に多くのファンを失ったであろう年になり
ました。

私個人、そのクズ判定のオコボレに与ったマックスやレッドブルを冷ややかに見
てしまいます。
彼らに罪は無いし、事実2021ブッ千切りだったのに。
1ミリも祝福出来ないどうしようもないダメマインド。

開幕からこっち、レッドブルにトラブルが連発し、フェラーリルクレールが快
進。
溜飲が下がる。

クズ判定の主謀者のクビも刎ね飛んだ。
溜飲が下がる。


フェラーリ、去年も良かった。
成績は振るわず、監督もアッパッパーだが 「フェラーリ」 の全体が良かっ
た。
雰囲気や走るマシンに色気や惹き付ける何かがあった。
トップ二人に注目しながらも、ついついフェラーリに目が行く。
フェラーリメモリアルイヤーの2020はそこまで目が行かなかったのに。

相手はレッドブルメルセデス
最強二角が恐ろしい勢いで追いついてくるのは目に見えてますからな。
このままでは済まないでしょうな。
終盤マクラーレン、アルピーヌに飲み込まれたりしてね。

フェラーリと言えば昨年のWEC最終戦、GTプロのチャンピオン競いでトップ
のポルシェを追突スピンさせるもノーペナルティ。
逆にトップに立ったフェラーリがそのままゴール。
チャンピオンシップはフェラーリに・・・・・  クソが!!!


ハースww
ポンコツのグロジャンが去り、ガラクタのマゼピンが入る。
漫画のようなハースチームの迷惑ラインナップだったが、マゼピンを出し、マグ
ヌッセンを再起用。
遂に真っ当なボトムチームとしてサーカスを回る事になった。
何年かかっとんねん!


とにかく、色々な、様々な、要因で今年は面白くなるのは目に見えていました
が、今のところ非常に私寄りなシーズンなので、ごっつぁんイヤーになるかも。


超大幅なルール変更で当然散らかり放題散らかっています。 今の所。
当然です。
これが長引けば長引くほど私的には面白いですが、トップカテゴリーなのでそう
はならないでしょう。
と言う事で雨が待ち遠しいです。 18インチのウェットタイヤ、つーか此度の
マシンでの雨がどういうものなのか。 まぁ普通なんでしょうが、早く見たい!


結構2022レギュレーションで初っ端ヤバめのチームもあるので、それに合わ
せてルール改正される可能性がありますが、 絶対やめて欲しいww


去年が去年だけにファンは運営を極めて冷徹に見ている。
フィーバー  熱気  フォルツァ で出来ているエフワン。
ボケーっと熱気に集中したいのに、運営がやらかさないかと冷ややかによそ見を
して見張らなければならない。


天上でチャーリーはどう見ておられるだろうか。