第二十八回 ゴンワーがアレして

2020 4/12  


Wagonのワンマンが中止になった。
あともうチョット・・・やったんですがね。
タイミング・・・うーん、いや。

ワゴンっていうバンドはですね、私にとって本当に変わっていて、他のバンドに
は無い全く異質な魅力に溢れたバンドです。

私が愛する音楽から受ける、或いは音楽が持つ攻撃衝動。
ロックンロール、バンド、エレクトリック。クラシックでもオペラでもパワーこ
そが魅力であり音量やカミソリの様な音質、疾走感。
愛情や悲しみ、優しさが空回りして結果激しく、攻撃的になってしまうものが大
好きです。
だからバラードやシミったれた歌詞の音楽はアンマリ心が動きません。
病気ですねん。

ワゴンは実はパワフルでもなければ、ギンギンの大音量でもない。
ワゴンで無いワゴンっぽいバンドであるなら、私は自らは進んで見に行かないと
思います。
とても平和で、音楽の本当の所・・・  いや。
何かこう、大昔に音楽なのか、何かの催事か、そういうので体験した、皆が楽し
い、または楽しい人達が集まった場所で形成される空気や雰囲気?
サーカスや遊園地のような解かり易い、がスケールの大きい平和感。
何て言ったら良いか解からないなー(笑)
とにかくそういうモノで満たされた雰囲気のバンド。
一瞬でそういう気持ちにしてしまうバンド。
町や村にワゴンが来たならば安心してお金を握り締めて駆け付ければいい。
そこには約束されたアノ感じが待っているのよーん。
そんな感じ(笑)

自らの意思で心を歪にひん曲げた私の元々の部分に激しく語りかけてくるバン
ド。それがゴンワーです。
なんせ泣けるし、バンドってこれが全てじゃん。ワゴンが一番の正解答じゃねー
か、って。そう思ってしまう。


ま、すぐにスピード&ディストラクション&クレイジーな音楽にウツツを抜かし
まんねやけどな!

サンキューワゴン!  サンキュー!!