第十二回 スカイ!

2019 3/2   


四神相応、木火土金水。
昔、風水が流行りましたな。
私も本を数冊読みました。
母親が結構おハマり遊ばして熱心に家や持ち物をあれやこれやしてはりました
が、イマイチだったようですな。
やはりフーチーに基づいてランドマークをカッターナイフの様なビルディングに
する位の気概と覚悟がなければモノには出来ないのでしょうな。

年が明けまして苦しくも辛くもないのですが、まぁ大変です。
面白い位に今までの経験を総動員するような事に追われ・・・。

私は32歳の時に人生の経験に無駄は無い、と言うか不必要な事は無い、と思い
知りました。
これは能動的に無駄にしない為に今こうしよう、次こうしよう、とかではなく。
少々長いスパンで構えなければなりませんが、自分という生き物は、どないしよ
うが結局そういう風にしかならないし、有り難い事にそういう風になってくれ
る、と思ったからです。

あとは、日々一秒一秒体験する事を経験に変える努力を難しいですが怠らないよ
うに・・・っつって。
まぁこれも私という性が好きなものしかピックアップせず、本来貴重な体験をス
ルーしたり、自分の都合の良い経験にすり替えたり、と なかなか・・・

元来怠け者ですし、学生時代の何時だったか?夏休みの約40日の9割を本当に
何もしないで過ぎ去らせた事を鮮明に覚えています。


夜だろうが、昼だろうが、夕方、雨、晴れ、くもり。
とにかく小さい頃から空を見るのが好きでして、特に風の強い日に大量の雲が
ガンガン形を変える日は最高です。
虫や動物は「空」というものを感じるのでしょうか。
昔実家で飼っていたチワワを2階のベランダから抱っこして景色を見せますと、
遠くや空を見て必死で匂いを嗅いでおりましたが、あれはそういう事なのでしょ
うか。

大空の覇者、鳥類ですら「空」というものをどう感じているのかな?
う~~~~ん、どうでもいいなぁ。

少なくとも流れ、形を変える雲に命を吹き込み 「うわっ!ヤバい」 とか
「おお・・・何という奇跡」 等と芯からワクワクする珍獣と彼ら自然界のメイ
ンキャスト陣ではモノの見え方が全く違うのであろうことよ。